バイクに関する保険や決まりごと

リフレクター

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リフレクター

バイクについている反射板のことです。
車のヘッドライトなど、光が当たると光る様になっていますので、事故防止に役立ちます。
自分を事故から守ると言う意味もありますが、一方で「自分の存在を相手に知らせることで、相手の車が事故を起こすことを防ぐ」という役割も。

乗っている本人は気づきませんが、夜になるとバイクは見えにくくなりますので、それだけに接触事故などを起こしやすくなります。
それだけでなく、歩行者に自分の存在を伝える手段にもなります。
バイクにとって怖いのは、車よりも夜道を歩く歩行者かもしれません。

車は音やライトで認識することができますので、危ないのは車ではなくむしろバイクの方です(この状況も十分怖いですが)。
しかし、歩行者の場合は音で気づかないこともありますし、いきなり道から飛び出してくることもありますので、ぶつかってしまう可能性がないとも限りません。
特に、自転車はとても危ないです。
ライトがあれば大丈夫だろう、と思う人が大半でしょうが、それだけでは十分じゃないこともありますし、こちらの存在を知らせる方法はいくつあっても良いです。
今は、この危険性を警察庁も認識している様で、ホームページで「夜道を歩く時は、反射材を見につけよう」などと注意喚起を行っています。
警視庁:反射材・ライト~薄暮・夜間はつけた光が命を守る~

リフレクターは義務

バイクがリフレクターをつけることは法律で義務化されています。
この事を知らない為に、リフレクターなしで運転して白バイにつかまった・・・と言う話は良く聞きますが、バイクに乗る人はリフレクターをしっかりとつけて、事故を防ぐ為の努力をすべき。
「白バイにつかまるからリフレクターをつける」のではなく、「万が一のことを考えてリフレクターをつける」ということを意識しましょう。

バイクのリフレクターは、ナンバープレート付近につけられていますが、できればこれ以外にもリフレクターをつけておくと安心です。
今は、ヘルメットはランディングウェアなどにリフレクターがついていることもありますし、自分でリフレクターを取り付けるという方法もあります。
何より、「リフレクターは取り付けるだけで、あとは周囲の光を反射するだけで光ってくれますので、電池交換などの手間が必要ないのが良いです。
リフレクターは、バイクショップで簡単に手に入れることができますので、新しいものを取り付けたい場合はショップを覗いてみると良いでしょう。