見所が沢山
兵庫県というと有名なスポットがないようなイメージの場所ですが、大阪や岡山または近場の人は定番のツーリングコースかもしれません。
意外にツーリングスポットも多く、姫路城や人形峠に奥津湖、銀山や明石海峡大橋があります。
これらのスポットを1日で見て走るのは大変だと思いますので、どの方面に行くのかツーリング前には考えておくと良いでしょう。
今回は兵庫を横断するようなツーリングコースをご紹介します。
まずは神戸から出発し有料道路を通り福崎北ランプを降りて、そのまま銀山方面に向かい国道312号線を北上します。
国道312号線は交通量も少なく景色も良いのでゆったりと走れます。
そして県道8号線に入り、播但線を走り更に県道404号線を北上していきます。
春頃だと新緑の美しい場所で走っていても気持ちがよいです。
秋になれば紅葉が綺麗です。
ただし冬は凍結することもあるので、走るなら春から秋にかけてが良いでしょう。
木々が生い茂る道
県道404号線を抜けていくと、再度国道312号線に入り、生野銀山のあるエリアになります。
さらに進むと青垣峠に走りますので、高い杉の木が道路の両側にそびえる、まるで奥の細道のような木々が生い茂る道になります。
街中のコースはもちろん、通常の山の中の峠でもこのようなコースはあまりないので、興味深い場所でしょう。
ここから国道1175号線に入って、今まで北上してきた旅も今度は南下するコースとなります。
途中に「道の駅みき」がありますので、ここで休憩や食事を取っても良いでしょう。
この道の駅には鍛冶屋カレーという、鉄の器で出てくるカレーがあり、三木市のB級グルメとなっています。
揚げ茄子や煮タコなどがトッピングされている、少し変わったカレーです。
六甲山
今度は吉川方面を目指し、国道428号線に入ります。
この道は穴場であり景色が良いので、有名なツーリングコースではないですが、知っているライダーは通るような場所であり、意外に走っていると他のライダーとすれ違います。
壮大な風景が見られる絶好のツーリングコースです。
この道を抜けていくと有馬温泉方面に出て、有馬街道を進んでいきます。
有馬街道は交通量が多いので、のんびりとツーリングをしたいと言う人は、他の道を選んだ方が良いでしょう。
有馬か移動を抜けると六甲山トンネルに到着し、ここからは六甲山トンネルを抜けるか六甲の山頂まで裏ルートを走るか2つの選択肢があります。
六甲まで来て疲れたならトンネルを抜けて行く方が楽です。
六甲山を越えると、すぐに神戸に入りますので、今回のツーリングも神戸を起点として出発した旅も終わりになります。
そのまま更に進めば姫路方面に行けるので、旅を続けるというのも良いかもしれません。