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バイクで出かけよう

島原半島1周コース

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島原半島をバイクでいく旅、自然を謳歌するツーリング

長崎の南東に突きだすようなイメージの島原半島は周囲138kmほどです。
この島原半島を走るツーリングは海を眺めながら非常に気持ちのいいツーリングが出来ます。

諫早市を朝のんびり9時ごろに出発し、愛野から国道215号を走ります。
島原半島を周るコースとしては内陸の県道58号と海岸線を走る215号があり、いずれも気持ちよく走る事の出来るコースです。

今回は海岸線を走る国道215号を行く旅です。
左側に有明海を眺めながらのバイクの旅は海の風が心地よく、ツーリングをしているという気分になります。

海沿いを走る最高のツーリングロード

国道251号に出るとしばらく市街地を走りますが、少し走ると有明海を左手に見ながらのツーリングとなります。
熊本の方からわたってくるという場合には、フェリーがありますのでフェリーを利用しこの多比良町からスタートとなります。

ここから島原に至るルートは少々交通量が多くなるので注意しながら走行し、島原半島東部中央にある島原市に入ると少しずつ交通量も減ってきます。
島原から国道251号、さらに分岐するがまだすロードを走ると、左に美しく輝く有明海、右に雲仙という最高の景色を見ながらの走りが楽しめます。

このがまだすロードは5kmほどの距離の直線バイパスなので、初心者の方でもかなりリラックスして走る事の出来る道路です。

雲仙記念会館を見て自然の強さを知る

ここから少し走っていくと雲仙岳災害記念館があります。
この辺りで昼食をとるというスケジュールなら、是非、この記念館あたりを散策してほしいと思います。

記念館等の場合、民間の家があまりないとこ取りに作られているものですが、この記念館は民家がすぐそばにあるような不思議な光景がみられます。
しかしこれは今人が暮らしている民家ではなく、雲仙普賢岳が噴火した際に土石流災害にあい埋まってしまった家をそのままに保管しているのです。

自然の驚異、強さ、人の力では決して抗う事の出来ないことを教えてくれる印象的な風景です。

遠くには雲仙普賢岳、しかしここまでこのような被害を起こすほどに土石流が押し寄せてきたかと思うと多くの方がショックを受け、ぞっとするといいます。
ツーリングにいったら立ち寄り、是非、自然の強さを知っていただきたいと思います。

ここにはレストランがあり、おいしい島原の郷土料理を頂くことができます。
島原といえばやはり具雑煮、都会では食べる事の出来ないほっこりした味を堪能します。

絶景コース、天草灘沿いをひた走る

お腹が満たされたら記念館を後にして国道251号に乗る為普賢岳正面を走ります。
この時、普賢岳から溶岩が流出した部分が確認でき、その他の部分には緑が茂っていることで、この荒々しい部分が溶岩の流出した所ということがはっきりわかります。

国道251号にのって南下していくと口之津を過ぎ天草灘に入ります。
この辺りが通常、ツーリングの折り返し地点となっているので、天草灘を西に臨みつつ走ります。

お天気がいい日は海面にキラキラと光が当たり、穏やかな海を堪能しながら走る事の出来る最高のコースです。
お腹も満たされ最高の自然の中走る事の出来るこのコース、初心者の方のツーリングにもオススメできるコースです。