エンジンに関する用語

マフラー

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バイクに興味がない人でも知っているパーツ

バイクは興味がない人にはあまり知らないパーツも多いですが、マフラーは比較的「知っている」という人が多い部位ではないでしょうか。
マフラーとは、バイクパーツの中で「排気」を行う部位のことです。
バイクは、まず吸気を行って圧縮し、さらに爆発させて排気をするという仕組みで成り立っています。このとき「排気」を行うのがこのマフラー。排気ガスが出てくる場所と考えればわかりやすいでしょう。
バイクのボディには必ず筒のようなものがついていますが、これが「マフラー」です。

あまり知られていないマフラーの役割

実は、マフラーには「排気をする音や吸気をする音をできるだけ小さくする」という役割があります。
排気や吸気はとても激しく行われているので、そのままだと本当にうるさい音になってしまいます。だから、マフラーをつけることによってその音を小さくしているのです。
実は、見えにくいですが車にもきちんとマフラーがあります。
バイクほどはっきり見えるわけではないので普段は意識しませんが、車もマフラーをとりつけることで音を小さくし、より快適に運転ができるように工夫がされています。また、こういった工夫をすることは「騒音問題に配慮をする」ということにもなるので、やはり重要な部位といえるでしょう。ちなみに、車のマフラーというのは中に仕切りがあり、それをたくさん作ることで音を小さくすることが可能になっています。
私たちの日常生活の中でも、ドアをあけておくのと閉めておくのとでは音の通りがちがいますよね。
それと同じ原理で、仕切りをたくさん作ることで音を小さくすることに成功しているのです。

マフラーを取り替える人も多い

バイクに関して調べてみると、マフラーを取り替えて楽しむという人がとても多いことがわかります。
バイクのマフラー部分はあまりにも目立つため、その部分をカスタマイズすることで「格好いいバイクに仕上げたい」と考える人が多いのでしょう。
マフラー改造はバイクが好きな人の中でもメジャーなことですので、色々な種類のマフラーをつけてはずして楽しんでいる人というのが多いです。マフラーは、ある意味ファッション的な割合も果たしているということでしょう。
マフラーを改造することで音が変わることもあり、多くの人の間で「マフラーを取り替える」ということは普通に行われているようです。もしバイクが趣味という人がいたら、ぜひともマフラーの取替えは実践してみてほしいですね