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エンジンに関する用語

エンジンオイル

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エンジンオイルとは

車やバイクに乗る人なら、必ず知っていると思われるこの「エンジンオイル」ですが、何の為に使っているかを知っている人は意外に少ないようです。
バイクの用語としては非常に知られているものでありながら、「どんな使われ方をしているかについてはあまり知られていない」と言う不思議なパーツ・・・それがエンジンオイルです。

そんなエンジン四輪車にも二輪車にも必ず使われているエンジンオイルですが、特に女性は「無くなったら変えなくてはならないことは知っているけれど、何に使っているのかは知らない」と言う人も多いそうです。
バイクが好きという人なら細かいところまで突っ込んで勉強しますが、そうじゃない人は「点検もメンテナンスもショップ任せ」と言うことが多いので、これも無理ないことかもしれません。
ここでは、そんなオイルについて触れていきましょう。

解りやすく、バイクを人間の体にたとえてみましょう。
人間の体にたとえると、「エンジン」は心臓に当たります。
人間が生きていくのに必要な心臓の役割を果たすのが「エンジン」と言うことです。
しかし、人間の心臓はそれだけでは動きませんので、血液を送ってやらなければなりません。
その血液にあたるのが「エンジンオイル」と言うことになります。
こうして書いてみると、エンジンオイルがいかに車にとって重要な役割を果たしているかが解るのではないでしょうか。

エンジンオイルは綺麗に

バイクを動かす為に、内部ではあらゆるパーツが激しく動いています。
ピストン、クランクシャフト、ガムシャフトなど、あらゆる動きをすることで、二輪車は走ることもできますし、スピードを出すこともできるのです。
これらのパーツを滑らかに動かす為には、潤滑油の使用が必要になります。
金属同士が激しく擦りあうと、金属そのものが劣化する可能性が出てきますので、それを防ぐ為に潤滑油を使って動きを滑らかにするのです。

また、二輪車のエネルギーを貯める為にもエンジンオイルは必要です。
ピストンをしっかりと行うには、シリンダーとの間をわずかに開けておかなくてはなりません。
しかし、隙間が開いたままになっていると、せっかく作り出したエネルギーがそこから出て行ってしまう可能性も出てきます。
これでは、パワーロスを引き起こしてしまいます。
そこで、エンジンオイルを使ってしっかりと密封し、パワーが外に逃げない様に調整するのです。
他にも、エンジンオイルは「エンジンを冷却する」などの役割を担っています。

エンジンオイルは、オイルフィルターなどを使って綺麗さを保つこと、定期的にチェックを行い、必要な量があるかどうかを確認しなければなりません。

参考サイト
エンジンオイルはエンジンにとってとても重要な役割があります。