内装・外装に関する用語

タンデム

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タンデム

タンデムというのは、さまざまな意味があります。
たてに並んで2人で乗るタイプの自転車のことであったり、あるいは政治体制の呼び方であったし。
また、スカイダイビングや航空機でもだんでむという言葉が使われることがあるようです。

そして、バイクにおいてタンデムというと、それは2人乗りを意味するものになります。
ご存じのとおり、バイクの2人乗りは、特定の大きさ以上の車両でないと乗ることができません。
ぐたいてきには 、いわゆる原動機付き自転車とよばれる500cc以下の排気量をもつオートバイ車両では、二人乗りをすることができないのです。

また、それ以上の排気量をもつオートバイであっても、そのバイクを運転することのできる運転免許証を運転者が取得してから1年以上が経過しないうちは、2人乗りをすることができないのです。
さらに、バイクの二人乗りをするにあたっては、その二人乗りをするバイクに、タンデム用のシートを取り付けていなければならないのです。

タンデム向きのバイク

タンデムに適したバイクのひとつとして、まず、スーパースポーツとよばれるタイプが挙げられます。
これは、トルクが大きいことが特徴のバイク。
そしてそのためにしっかりとブレーキをきかせて停止するとこができ、そのかわりに停止したときにかかる力も強くなるという特徴があります。

そのため、うしろに乗る人もしっかりと両足でバイクの車体をはさみ、運転する人にきちんとつかまって体が不用意に動かないようにすることが大切なのです。

また、アメリカンとよばれるタイプの場合も同様に、しっかりと運転者につかまり、足も固定させておく必要があります。
こちらの方が上記のタイプに比べるとテクニックが少なくても二人乗りをすることが可能ですが、それでもきちんとした乗り方をしないと危険なのです。

また、オートマチック車であるビッグスクーターでも2人乗りをすることが可能です。
この場合は、うしろのシートの横の部分にうしろに乗った人がつかまるための棒があるので、そこにしっかりとつかまっておきます。

いずれの場合においても、タンデムライドをするのであれば、そのための基本をきちんと身に付けておくことが必要不可欠なのです。