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内装・外装に関する用語

ナックルガード②

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ナックルガードとは

ハンドル部分についている「手を守るためのもの」。
バイクを良く見ると、ハンドル部分に金属でできたガードがついていることに気づくはずです。
それがナックルガードです。
ナックルガードは色々な形のものが販売されており、「こういう形状である」と説明するのは難しいかもしれません。
ですが、ハンドルを見ればすぐに「これがナックルガードだ」と気づくはず。
ハンドルを握った時、手を守る様な形でついている金属製の板がナックルガードです。

例えば、バイクで林道を走った場合のことを考えてみて下さい。
林道には背が低い木や長く伸びた枝、細い枝などがありますよね。
それらを避けながら走ることができれば良いですが、バイクはスピードが出ますので、気づかないまま通過してしまう可能性もあります。
指に木が当たると怪我の原因になり、下手するとハンドルを握ることができないほどの大怪我を負う可能性もあります。
バイクに乗る時はグローブをつけるものですが、グローブだけですべての障害物を避けることができる訳ではありませんので、きちんとした対策をしていかなくてはなりません。
その対策に役立つのがナックルガード、と言うことです。

ナックルガードの種類

ナックルガードには色々な種類があり、どんなものを取り付けるかで目的が変わってきます。
例えば、すっぽりと手を覆うことができる様なナックルガードだと、木の枝や障害物だけでなく風からも手を守ることができます。
バイクを使って家やマンションをまわる配達員などは、手をしっかりと覆うことができるナックルガードをつけていますよね。
あれは、どちらかと言うと寒さから手を守るためのナックルガードです。

秋や冬になると気温が下がりますので、ずっと手を晒したままにすると「かじかんで、ハンドル操作が上手にできない」などと言う問題点もでてくるでしょう。
ハンドル操作が危ういと、仕事にも支障をきたしますので、寒さ対策の為にナックルガードをつけるのです。

手がすっぽり隠れるタイプのナックルガードは、「見た目が良くないのでつけたくない」と言う人もいるそう。
しかし、手を寒さからガードすることで、冬のツーリングは格段に快適になるはず。
安全運転のことを考えても、寒さ対策のためにナックルガードをつけておいた方が良いでしょう。

ナックルガードの選び方ひとつで、ツーリングを快適に行うことができるかどうかが変わります。
見た目だけにこだわるのではなく、自分に必要なナックルガードはどれなのかという観点で、本当に必要なものを選ぶべきです。