どのくらいの走行距離なのかを示すメーター
バイクについているメーターには、「オドメーター」というものがあります。
オドメーターとは、「今バイクがどれだけ走ったか」の累計走行距離を示すメーターです。
車にも、走行距離の合計がきちんと表示されますよね。
このオドメーターの役割というのが大事なのです。
車でもそうですが、メンテナンスや部品の交換をする時はこの走行距離が一定の目安になることが少なくありません。たとえば、オイルだって「どのくらい走ったか」で交換の時期が解りますし、タイヤだって走行距離によって大体の交換の時期をつかむことができます。
もちろん、他にも劣化してしまう要素がありますので、一概に走行距離ばかりが参考になるとは言えませんが、このメーターの結果が一定の判断につながることはまちがいありません。
なので、バイクに乗っている人はこの走行距離に目を向け、「自分が今どのくらいバイクに乗っているのか」をきちんと見ておかなければなりません。そうしないと、いざという時にバイクが故障したり、思うように動か買くなったりして大変なことになってしまいますからね。
走行距離とバイクの劣化
実際にバイクの走行距離と劣化の関係を調べた人がいます。
「バイクと車がすきなおっさんのブログ」というものですが、この記事にはしっかりと走行距離とバイクの関係について記述されています。
まず、一万キロ走った時点ではそこまでの劣化はないということ。
しかし、やはり一万キロを境にいろいろな部品が寿命を迎えますので、このときに部品を交換しておくことは哀切なことになります。また、やはりメンテナンスをして「どこかが劣化していないか」ということについては調べていかなければならないでしょうね。
これが3キロになると、はっきりと「劣化した」と解るようになり、部品を交換しないままだと壊れてしまうというものも。とくにチェーンは2万キロが限界と言われているそうで、早い段階で交換をしておくことが望まれますね。
10~12万キロを超えると、バイクの方も「ライダーが考えなかったトラブル」をみせることがあるようなので、乗り方にはきちんと気を付けなければいけないということが解ります。
この様に、走行距離とバイクの劣化には大きな関係がありますので、一定の期間ごとに部品を交換するなどしておいた方がいいでしょう。走行距離をチェックするというのは、こういう点において本当に大切なことなのです。