ラムエアシステムって何?
バイクを早く走らせる時に効果的なものと言えばラムエアシステムですね。
ラムエアシステムとは、いったいどんなシステムなのかについてみていきましょう。
バイクで走っていると、その時に「走行風」を感じますよね。走っていれば走っているほど、それを強く感じます。実は、バイクというのはカウルに「吸気口」というものがついていて、そこに風を取り込むことができるシステムがついています(バイク用語辞典:ラムエアシステムより)。
そうやって取り入れた空気は、キャブレターなどに送り込まれ、力を出すことができるようになっています。
こうして考えると、バイクというのは決して機械の力だけでなく、自然の力を借りて走っているということが解るでしょう。この様に、きちんと自然のパワーを使っているバイクだからこそ面白い仕組みなのです。
結果的に、この方法だと燃料をたくさんつかって走行をすることになるのですが、エンジンのパワーも上がるというメリットがあるとか。ラムエアシステムの効果は、だいたい70キロをこえたあたりから実感をすることができるようになっていると言われています。
こういったシステムに助けられながら、バイクはしっかりと走っているということですね。
ラムエアシステムは自作できる?
このラムエアシステムですが、ホースを使って自分で作ってしまうなどしている人がいます。
カスタマイズが得意な人だと、ラムエアシステムも自作する!というひとが多いとか。ライダーというのは、本当にいろいろなカスタマイズをしてバイクを楽しんでいることがわかりますね。
ラムエアシステムを自作するには、ホースの選び方から口の大きさなど、いろいろなことに気を付けて行っていかなければならないことが解っています。
しかし、やはりラムエアシステムというのは自分でカスタマイズするとなると、「熟練で、何度も自分でカスタマイズをしてきたひとだけができる」ということがいなめません。
そのくらい難しい部位であることは確実なので、最初にやるときは技術がある人にきいてみるなどして、失敗が少ないようにしていくことが必要です。
バイクのカスタマイズは、やはりしっかりとその道の経験がある人でなければ難しい側面もありますので、そういったことをしっかりと積んでから行うべきです。
まずは、ラムエアシステムの構造を学んでみるなど、そういうところからはじめていくといいかもしれません。楽しみながら、バイクの仕組みを覚えるつもりでやってみてください。