サイドスタンドとは

バイクのサイドスタンドとは

バイクに乗っていて最も利用するスタンドがサイドスタンドでしょう。
バイクを停車させておくときにさっと横に出すことができ、停車できます。
バイクには再度スタンドとセンタースタンドがありますが、センタースタンドはメンテナンスの時や保管する時に利用するという人が多いのではないでしょうか。

バイクのサイドスタンドはバイクが倒れないように安定したつくりになっていますが、長く利用しているとねじなどが緩んだり劣化したりしてバイクが転倒する要因となります。
バイクのサイドスタンドの劣化についてや、修理方法を理解しておきましょう。

サイドスタンドの劣化が起こる理由は？

サイドスタンドはバイクを停車するたびに1日に何度も利用する事が多く、道路など駐車する路面と接地させるのでどうしても劣化しやすくなります。
何度も路面に擦りつけられている事で劣化が進むとサイドスタンドにぐらつきが起こり安定しにくくなるのです。

スタンドの心棒となる部分やブラケットなどが摩耗してもバイクを止める時に傾きやすくなり、気が付いたらバイクが倒れて傷になっていた・・・とがっかりするようなことが起こります。
センタースタンドも同じようにがたつきが出てきますが、サイドスタンドよりも利用頻度が少ないのでサイドスタンドほど劣化はしにくいでしょう。

バイクスタンドを修理する方法とは

バイクスタンドの修理に関してはバイクの車種が大きくかかわってきます。
また劣化の状況によって小さい修理で済むこともありますし、取り替えが必要となることもあるのでバイクのサイドスタンドがどのような状態にあるかで修理方法が変わるのです。

原付バイクなどは適合するパーツが沢山流通しているので、スタンド修理に利用する部品を取り寄せることも簡単にできます。
しかし車種によっては流通しているパーツが少ないことも多く、またサイドスタンドのプレートが折れたりすればプレートを溶接することもあるでしょう。

サイドスタンドの車体側のブラケットなどが劣化してスタンドが不安定になっている時には部品交換で修理できない事の方が多いので、バイクショップなどで修理してもらうことになります。

サイドスタンドの修理をバイクショップに依頼すると？

バイクのスタンドはサイドスタンドのほかにもセンタースタンドやセンタースタンドストッパーなどがあります。
これらのどこを修理するのかによってバイクショップでの修理費用にも違いが出てくるのです。

一般的にサイドスタンドの修理なら1500円から3500円程度で済みます。
センタースタンドの場合は5000円から、センタースタンドストッパーは2000円くらいから修理可能です。
車体の加工が必要となるとさらに工賃がかかりますので、一度見積もりをもらって修理を考える方がいいでしょう。