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バイク関連企業

株式会社レッドバロンの歴史について

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無敵の撃墜王リヒトホーフェンが社名の由来

第一次世界大戦のヨーロッパで、真っ赤な戦闘機を操って活躍したマンフレート・アルブレヒト・フォン・リヒトホーフェン男爵は、「赤い燃えるような闘志のある男爵」という意味の「レッドバロン」と言われました。
敵をことごとく倒してしまう強力な飛行技のため、突撃王ともいわれたのです。

彼は強さだけでなく、紳士的であったことでも知られています。
撃ち落とした敵の葬儀に現れ、追悼の花輪を送ったことなどは有名な話です。
そんな彼にちなんだ社名「レッドバロン」は創業以来、赤いモータースポーツライダーで情熱のある紳士をイメージしています。

ロードサービスが充実している

会社が設立されたのは昭和47年でした。
当時の「レッドバロン」は、ライダーにとっての楽しみであるツーリングを、応援できる会社でありたいという思いがあったのです。

まだ、お店が日本全国で数えるほどしかない時代に、困ったことがありました。
愛知県の岡崎本店に、閉店間際の夜の20時、あるお客様から電話があったのです。
神奈川県の箱根で、バイクが壊れてしまったということでした。
当時は箱根周辺にお店がなかったので、片道200km離れていた箱根まで、お客様を助けに行ったそうです。

こんなことがきっかけで、日本全国にレッドバロンのロードサービスを充実させようという動きが始まりました。
以来、レッドバロンのロードサービス網が日本全国に広がったのです。

お客様のためのプライベート工場

レッドバロンはバイクのアフターサービスについて、強い思いがありました。
販売したバイクの整備に対応する、ツーリングの際のロードサポートをするということです。
しかし、販売のみの業者が増えてきたため、修理のみをレッドバロンに依頼する人が増えてしまいました。
その数はついに、レッドバロンでは対応できないほどになってしまったのです。

そのため、レッドバロンは苦渋の決断で、平成13年にバイクを買ってもらったお客様のための「プライベート工場」を作りました。
しかし、夜間のヘッドライト切れなどの緊急事態については、レッドバロンのバイクを買った人でなくても対応しています。
アフターサービスを充実することで、日本全国のバイク愛好者の助けになりたいという会社の思いです。

サーモスーツで環境に配慮

レッドバロンは環境への取り組みにも、力を注いでいます。
サーモスーツは、サービスマンの作業環境を良いものにするための環境を考慮した、個別冷暖房システムです。
高い電力省設計のエコロジカルシステムで、消費電力は一般的なエアコンよりも、少なくすることができます。
将来的には、風力発電や太陽光発電も、取り入れたいと考えているようです。