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バイク関連企業

株式会社ケーヒンの歴史について

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昭和31年創立の「株式会社ケーヒン」

「株式会社ケーヒン」はバイクの電子制御パーツやインジェクターといった部品を作っているメーカーです。
特に、キャブレターを作っていることで有名でしょう。
本社は新宿ですが、日本全国、世界各地に多くの製作所や開発センターがあります。
その中の中心が栃木開発センターです。

「株式会社ケーヒン」の元になる会社は、昭和31年に神奈川県川崎市に(株)京浜精機製作所として、設立されました。
その当時はキャブレター製造の会社だったのです。

やがて、1958年に二輪車用キャブレターが、ホンダの「スーパーカブ」に使われました。
それから、四輪車用も開発し、1963年になると、本田技研工業(株)の四輪車用キャブレターを製造するようになったのです。
1997年になると、(株)京浜精機製作所と(株)ハドシス、(株)電子技研の3つの会社が合併し、(株)ケーヒンになりました。

創業当時から開発製造しているもの

キャブレターの他にも製造しているものは、たくさんあります。
二輪車製品のトランスファーモールド電子制御ユニットやACGスターター制御システム付き電子制御ユニットなど数々の製品です。
その他には、四輪車用製品も多く手掛けています。

優れたテクニックで、排気ガスを出さないなどの工夫のある製品を、数々生み出しているのです。
環境の優しさでも、世界トップを目指しています。

今はホンダの他に、ヤマハやカワサキなどの日本の主力のメーカーの部品を、製造を手掛けるようになったのです。
そして、日本のみならず、海外のメーカーであるトライアンフやKTMの部品の製造もしています。

モータースポーツ活動にも力を入れている

ケーヒンは「ケーヒン・コハラレーシングチーム」のスポンサーもしています。
たとえば、2006~2009年にこのチームから、全日本ロードレース線湯兼に参戦していた選手に伊藤真一さんなどが有名です。

伊藤選手は2006年の1年目のシーズンで優勝もしている素晴らしい選手です。
チーム終了後も、ケーヒンと伊藤選手の良い関係は続いています。

ケーヒンオリジナルモンキーがある

社内販売で数量限定で売られていた、ケーヒンオリジナルモンキーがあるのです。
「kEIHIN」のマーク付きの可愛らしいバイクで、社外の人には余り知られていないものになります。
さすがにバイク部品を扱っているメーカーです。
ここだけのプレミアムといった感じでしょう。

工場のみでなくパソコンを通過ったデスクワークもある

開発センターの中には、オフィスもあり、パソコンを使っての仕事もあります。
バイク整備の基礎などを、一から勉強している努力家の社員も多いです。
また、テレビモニターの会議など、進歩のあるシステムで日々の業務をこなしています。
今後いっそうの活躍が期待できる企業です。