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バイク関連企業

バイク関連企業

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日本を代表するバイク企業「HONDA」の歴史

日本にはたくさんのバイクブランドがありますが、どのブランドの躍進も「HONDA」から始まったといっても過言ではありません。というのも、HONDAは日本で初めて「国内純正のバイク」を開発・販売したからです。
現在でもその知名度は群を抜いており、バイクや関連エンジンに関しては日本一の売り上げを誇りますし、また2003年には軽自動車を入れてのランキングで世界第2位になりました(ちなみに、1位はあのトヨタ)。
2011年には国内販売が3位になったものの、やはり存在感は圧倒的と言えるでしょう。
では、ここでそんなHONDAの歴史について紐解いていきたいと思います。

本田宗一郎から始まった歴史

HONDAの歴史は、本田宗一郎氏が静岡県浜松市に「本田技術研究所」を立ち上げたことから始まります。
この時代、日本はまだまだ第二次世界大戦のダメージから抜けきっておらず、復興への道を必死に歩んでいるころでした。また、日本においてオリジナルブランドのバイクに挑戦した企業は他にもありましたが、戦争の混乱もあり、開発段階で頓挫してしまっています。
本田宗一郎が最初に誕生させたのは、戦時中に使用されていた無線の部品を搭載した電機自動車。
自転車ではありますが、世界のHONDAのバイクはこの一台から始まったといっても過言ではないでしょう。
さらにその後には「ホンダA型」を開発販売。
このホンダA型には、当時の本田宗一郎が総力をあげて作り上げた自社の開発エンジンが搭載されました。
当時の日本で、自分の会社で作ったエンジンを搭載するというのはすごいことです。ここで、本田宗一郎は会社を「株式会社」へと発展させ、ますます積極的な開発をしていくことになります。
HONDAが自社で開発したバイクを発表したのは1949年のこと。
スーパーカブ100Cというバイクでしたが、これが国内で初めて誕生した「国産設計のバイク」です。
このバイクの誕生が、現在のすべてのバイクにつながっていると考えていいでしょう。

HONDAの強み

このことからも解るとおり、HONDAというのは積極的な開発と設計をし「新しい歴史」を切り開いた企業です。
現在でもそれは変わっておらず、いろいろな研究開発を実施することでバイク業界に貢献しています。
いつまでも同じものを作っているばかりでは、会社はどんどん凋落していくでしょう。
常に新しく画期的なことをしていく、それがHONDAのやり方であるということが、よくわかります。
研究開発に積極的はHONDAが、今後はどんなバイクを展開していくのかが気になりますね。