メンテナンス関係の用語

アッセンブリー

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アッセンブリーって何?

バイク用語で「アッセンブリー」も良く聞きますよね。
アッセンブリーがどんな言葉なのかについても、解説をしておきましょう。
実は、アッセンブリーというのは必ずしもバイクにのい使われるものではありません。車にも使われていますので、総合的に使われている言葉であることが解りますよね。
では、アッセンブリーとはどういう言葉なのでしょうか。

アッセンブリーというのは、簡単にいえば「たくさんのパーツが組み合わさったことでひとつのパーツを構成する」というものです。バイクというのは本当に複雑な機器ですから、いろいろなパーツが組み合わさってできているものも多くあります。
その様なパーツのことを、「アッセンブリー」と呼んでいるわけです。

じゃあ、具体的にアッセンブリーってどんなもののことを言うの?

たとえば、バイクのパーツの中に「キャブレーター」と呼ばれるものがあります。
キャブレーターというのは、バイクにかならず必要となるガソリンを霧の様な状態にしてくれます。
この状態にすることで、ガソリンは空気と混ぜることでしっかりともえてくれるようになるので、そういう状態にすることがキャブレーターの役割になります。
また、霧のような状態にすることで余計なガソリンを使うこともなくなります。
このキャブレーターは箱のような形をしていて、中にいろいろなものが詰まっています。箱と中身で構成されていることから、「アッセンブリー」であることがわかります。
バイクには、本当にたくさんのアッセンブリーが使われています。

アッセンブリーがどうして多いのか?

では、アッセンブリーはどうしてこんなに多いのでしょうか。
なぜこんなにアッセンブリーの部品がつくられているのか?
それにはいくつかの議論がありますが、おそらく大きな理由のひとつに「コスト」が挙げられます。
いくつかの部品を安く作って組み合わせる、その方法がいいとされているからこそ、アッセンブリーが多く利用されているのではないでしょうか。
それでなくても、バイク業界は順風満面とは言い難いと言われています。
以前は数百万台売れていたバイクが、現在は数十万台に落ち込んでいるという現実も認めなければならないでしょう。だからこそ、アッセンブリーを増やすことできちんとしたバイクを増やすことができるようにしているのです。
アッセンブリーが多く使われていることには、それなりの理由があるということでしょうね。
ぜひ、このアッセンブリーについて、もっともっとよく知ってみて下さいね。